カツオ キハダマグロ ビンチョウマグロキミに届け!想いを記したジグを送る
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こんにちは、岐阜店の碇山(いかりやま)です。
今回は…今回も!マグロ狙いです。
今流行りのトンジギです。
ですが狙いはやっぱり…キハダです。
しかしながら最近はキハダの釣果もサイズも下降傾向…釣れてるうちに夢のサイズを狙いに行きたいところです。
トンジギと言えば…トンボ(ビンチョウ)マグロをブリタックル、PE3号クラスと割と手軽に10~20kgクラスのマグロが狙えるのが魅力です。
しかしここ最近はキハダが混じるために、PEは最低4号…出来れば5号以上というのが基本。太くなるラインに合わせてジグも通常200~300gが標準なのに対して、300~400g、500g以上を使う強者も出現しています。
岐阜店のトンジギコーナーでも連日300~500gの長~いジグがカゴに入れられ、握りしめられ、旅立って行きます。
もちろん僕のタックルもPE6号で獲るつもりで来てます。ジグも500gまで用意してます。
この前も400gを切られたので追加し、もっともっと重いのを…最近荷物がどんどん重くなる。
ところで皆さんお気付きでしょうか?
最近釣果で見るジグ…実はかなりの確率でケイムラカラーのジグが載っていること…
前回もケイムラのゼブラグローの人がやたらとアタリが多かった事を…
実はこのジグ達…ケイムラの塗料を塗ってチューニングしてあるのです!
ブラックライトを照射すると…
アロー500g(ブルピンの1番デカいヤツ)なんかがわかりやすいですかね?
ただのブルピンかと思いきや…ケイムラゼブラになってるのです!
分かりにくいって??
それなら照明を落とすと…
ゼブラやヘッド、テール、エッジ…色んなパターンで塗ってみました。
グローとは違う光り方をしてますね。
果たしてケイムラはマグロの目にどう映るのか?
(僕のメッセージは届くのか??)
さて今回はむさし丸さんにお世話になります。
以前来た時にはタネトン(20kgオーバーのトンボ)も仕留めた船です。
さあ夜明け前の湾奥から出船です。
しばらく走りすっかり明るくなった頃、少し鳥も飛んでいて気配ありそうな場所でスタート。
朝一は棚も深いが…キハダチャンスの可能性も高い!ここは確実に深場を狙えるアロー500gからスタート。
結構流されるが…そこは500g!200や300gと違い、流されてその度に棚を計算したり、回収して再投入する必要もありません。ジグがどっしり狙った棚に居座ってくれます。
ひたすら流しながらの釣り…船長も電動ジギングで参戦。
ビーストマスターEJにオシアジガーEJ…現時点での電動マグロジギング最高のセットですね!自動でシャクって様子を見てると…当たった!竿がガツンと曲がるが…これは掛かりきらず。
水深140mと深く、ジグはなんと600g!(負けた!!)
普通に300gとかで140mラインを狙おうとすると、恐らく初回で200とか250mラインが出てしまうので、釣り自体が困難ですぐに回収必要です。こういう時にこそ重いジグの出番ですね。
とにかくマグロが回遊する『棚』にジグを存在させる…これが非常に大事!1番大事な事です!しゃくり方とかフォールとか…そんな事より、棚にジグを置く!
今までのヒットパターンも、反応の出た棚まで落としてしゃくるとドスン!とか反応の出た棚までカーブフォールさせて来たとか…
棚さえ合えば、止めてても、オマツリ中でも、寝てても、置き竿でも来ます!
だんだんと潮も緩くなってきた…もう500gじゃなくて行けそう…むしろ体力的にイキそう。
今度は300gのウロコジグ。それほど流されずいい感じです。
時々反応のある棚をメインに水深50~100mぐらい(ラインは~150mぐらい出して)を集中して狙います。
だんだんと風もなくなり、潮も動かなくなり、頭も回らなくなり、眠気が襲う…
ひたすら回遊に当たるのを待つ、狙った棚にジグを入れ誘う…そんな釣りです。
いよいよ潮も動かなくなり、今度は新作のゴラッソロングを試します。
もちろんケイムラコートをしてチューニング済です!
トンジギ用に考えられたジグでさすがに使いやすいです!
そして魚にしか見えない秘密のメッセージ…
届くのかこの想い!
さらに潮が動かなくなる…こんなこともあるのか??
無風、無潮流の日本海タイラバを思い出します。何gのジグでもまっすぐ落ちてきそうな気がします。
もしかしてかなり軽いジグでも行けるのでは?カツオとか釣れないか??
キャスティング用に100~120gくらいのTGベイトがあったはず…
(回収中につき、水中にジグはない…これは仕方ないが、疲れようが眠かろうが水中にジグを入れておく…これが大事!)
休憩ついでにジグを変えようか…悩んでいると
!!!
まさかの吉田さんにヒット!!
前回のタネトンに続いて2連続!
今回はベイトタックルなのでグリグリ上げてくる…が途中で走り出したら止まらないロケットダッシュは…カツオ!
あいや~!!
これはデカいカツオ!!
あいや~ロング220g!
8kgオーバーの特大サイズ!
これは美味そうです!
後ろでも同じタイミングで同サイズがヒットしてたので群れが回って来たんでしょうね。
そんな時にジグ交換中…
やっぱりいかなる時もジグを水中に置いとかないと…チャンスすらないですね。
ヒットパターンを聞いたら…まさか、まさかのあの釣り方??
先に後ろの人がヒットしてたのを眺めて放置…そこにヒットしたらしい。
あの釣り方とは…
マグロの回遊層に狙いを定め、ジグをステイ。殺気を消して船や波の揺れで自然に誘う釣法…
(棚に合わせて置き竿してれば、居眠りしてもOK?アタリがあったら寝起きのフッキングでファイト!疲れたらファイトを交代×2回もOK??)
ジグを水中に置いておく…
これがどれだけ大事かということです!
その後は小型のカツオが追加。
終了間際…いつもこの時間に何故かヒットする!との船長の言葉を頼りにしゃくり続けましたが…
…
…
かなしきかな…何事もなく終了。
しかしさらにかなしきかな…
後で使用してたゴラッソロングを見てみると
写真じゃ分かりにくいですが、新品のジグに結構歯型が着いていた…
フォール中やスライド中のバイトか?
また変にエビる時があったので食いあげてたのか??
またしても接触はあったのに、モノに出来ず。
終始キハダも想定したタックルでしたが今回のような状況ならカツオ~トンボを意識したタックルやフックもカン付きリア1本よりも潮の緩さも考えフロントやリヤ、フックのサイズや細さを調整してみてもよかったかもしれませんね。
しかしながらいつどのサイズが来るか分かりません!掛けたら最低限獲れるセッティングでは挑みたいです。
カツオも自作マグロ捌き台にて解体しました。
さすがカツオ!何して食べても美味いです。
ごちそうさまでした